和水、玉名より来られた若いお母さんたちと給食について語り合いました!

7月25日の会のミーティングに、和水町と玉名市から「地域で給食をオーガニックにする活動をしたい!」と、若いお母さんたちが菊池市の学校給食を考える会の活動の様子を聞きにこられました。

これまでの私たちの会のあゆみや、県の給食で提供されるパンの材料がグリホサート汚染の心配がある外国産小麦から県産・国産小麦に変わったこと、全国的な市民運動が広がり地方自治体やJAも一緒になって取り組む「全国オーガニック給食協議会」が設立され、国単位でも超党派で「オーガニック給食を全国に実現する議員連盟」が発足するなど、徐々にオーガニック給食への流れができつつあることをお話しました。
また、オーガニック給食を実現するために考えられる様々な課題や、現時点でもなかなか危険性の認識が広がりにくい、遺伝子組み換えやゲノム編集作物が使用されている添加物の問題などもお伝えしました。

お母さんたちからは、「子どもを授かってから、この子たちの体をつくっている”食”の問題を考えるようになった」、「子どもたちが学校に行くようになったとき、安全なオーガニックの給食を食べてほしい」など、それぞれの想いを聞くことができました。

農民連の会長であり和水町で町会議員をされている笹渕さんからは、有機農業の大切さや農薬散布の実態、そして深刻な後継者問題のお話も聞くことができました。
あらためて、食と環境は心身の健康に直結していること、新規のオーガニック就農者を増やしていかなければいけないこと―― そして今が環境・農・食を変える大きな岐路ではないかと感じました。

今回のミーティングは、若いお母さんと子どもたちのパワーに圧倒されながら、楽しく有意義な意見交換の場となりました。
オーガニック給食の輪が、お母さんたちからまたさらに拡がっていくことを願います!